2019年12月の台峯 

@ハンノキの幼木
カバノキ科の落葉高木(15メートルに達するものも)で、台峯でも「谷戸の池」下部の湿地帯に見られる。
写真は夏の間オオイヌタデに隠れていた幼木で200本以上発見
11月16日谷戸の池堤防上部で撮影望月眞樹 
 
Aハンノキ幼木の根
幼木は10センチ程でも、根は30センチ程と、はびこり、将来堤防に悪影響を及ぼすため公園課の許可をえて引き抜く。@と同様11月16日撮影

Bエノキの紅葉
エノキ属の落葉広葉樹の高木で20メートル程の高さと、1メートル以上の幹の太さも。
谷戸の池東側に大手を広げたようで、「谷戸の池の守護神」工事期間中、勢いがなく心配したが、その後回復
11月29日谷戸の池東側で撮影

 

Cツタウルシ
ハンノキに絡みつく。森の赤い円柱が織りなす美しい風景はまた格別。11月29日谷戸の池、北東側湿地帯で撮影

Dコナラとクヌギの紅葉
今年の台峯の紅葉は、数度にわたる強風と塩害で、シャッターチャンスを見つけるのに苦労した。
紅葉しているのは谷戸の低い部分で強風と塩害から免れたわずかな地域。
台風の強風で倒れた木でも、めげずに力を振り絞って紅葉しているさまは侘しい。
12月4日山崎小入口から10分程の湿地帯から見上げて撮影
 
 
E会員向け集い
毎年、勤労感謝の日に行われる、活動を支える会員向け報告会の模様。
今年は台峯の現状と問題点、今後の課題について(久保理事)、昨年1年間ホームページに載せた写真のスライドと説明(望月理事)
鎌倉の蝶(浅野勝司)などあり30人ほどの参加者に説明し、楽しいひと時を過ごした。11月23日山ノ内公会堂

2019年11月の台峯  

@谷戸の池からの水漏れ
今年は台風15号、19号そして大雨と続き、台峯も大きな被害を被っています。
写真は台風崩れの大雨の翌日、谷戸の池北側の水路のわきから漏れている様子です。
公園課も実態は把握しており、来年1月に調査目的の水抜きを予定しています。
10月26日谷戸の池北側で望月眞樹 撮影 
 
Aノイバラの実
日本を代表するノバラで沖縄以外の日本の各地で見られます。
花は梅雨頃、甘い香りと白い花が咲きますが、実は赤く、秋の日に映えます。
11月1日谷戸の池下流の湿地帯で撮影

B野葡萄の実
果実は熟すと、光沢のある青色や紫色などに色ずきます。
食味は不味い。
自然が作り出す色合いは奥ゆかしく、通りかかった人は、しばし足をとどめる。
10月23日オギハラむかえの散策路で撮影 
 
Cオギハラの穂
オギの茎は硬くて節を持ち、つやがある。
昨年も紹介したが、オギハラの荻は今年も晴れた秋空に雄姿を誇る。
11月1日オギハラで撮影

Dスズメウリの実
和名は果実がカラスウリより小さいことから果実がスズメの卵に見立ててつけたとか?
台峯でも時々この時期に見かけるが弦や葉っぱはほとんど枯れてしまい、白い実だけがかろうじてブラ下がっている。
谷戸の池下部の湿地帯で撮影 
 
E隠れ蓑の葉
名前が何とも楽しいし、着ると身体が隠れるらしい。
常緑樹で葉は3裂するのが特徴。
にも拘らず、紅葉したら隠れ蓑にならないのでは?
行き交う人にも気づかれることなく。
11月1日散策路途中で撮影
2019年10月の台峯  

@台風15号の「置き土産」その1
春でもないのに「オオシマザクラ」が咲いています。
「返り咲き」とか「狂い咲き」と言われるものです。桜はこの時期休眠ホルモンを出し、花芽を硬くして翌年春の開花に備えるのですが、台風などで葉を失ったりすると休眠ホルモンの供給がストップし、気温に合わせて開花するのだそうです。
但し全部花芽が咲いてしまうことではなく来春も花を楽しめます。
9月30日梶原配水地から入った散策路で  望月眞樹撮影 
 
A台風の置き土産その2
台風による台峯の被害は数十か所に及びますが、写真は土砂崩れによる倒木の写真です。
土砂は湿地に広がり小川も堰き止められています。重機の搬入も難しく、修復は難しそうです。
9月17日(台風から1週間後)谷戸の池下の湿地帯で撮影 望月

Bシロバナサクラタデ
今年も湿原に群れをなして咲き誇っている姿は、その一つ一つを見ると花は清楚で上品です。
花期は2週間ぐらいでお役御免となります。
9月24日谷戸の池湿原で撮影望月 

Cクズの花
この時期になると葛も最盛期を過ぎ、クズの花もひそやかな花をつけています。
漢方薬にも使われ、人間にも有用な部分もありますが、とにかく繁殖力がすさまじく、多くの植物は被害にあいます。
我々、台峯で山の手入れを行う者にとってはセイダカアワダチソウ、カナムグラとクズは繁殖力が旺盛なため「台峯の3悪人」と呼びたくなるほどの厄介な植物です。
9月17日オギハラ付近の散策路で撮影 望月 
 
Dツリフネソウ
今年も、シロバナサクラダテが開花期を終えた後、濃いピンクの花を咲かせました。
花言葉は「安楽」「心を休める」とありますが花の色を見たら?です。
9月30日谷戸の池下の湿原で撮影 望月

Eミゾソバ
タデ科の植物で、葉っぱがソバの葉に似ている。
ツリフネソウと同時期に咲く。近寄ってみると金平糖に似て美しい。花弁に見えるのは愕であり花弁はない。タデ科の特徴。
10月1日谷戸の池下流の湿原で撮影 望月
2019年9月の台峯 

@台風15号の正体
台風15号が「今晩三浦半島付近に接近」の情報を受け当日(9月8日)夕方迫りくる雲を撮影
北鎌倉女子学園運動場より望月眞樹撮影 

Aセンダンの木倒れる
台風通過の翌日、センダンの木が途中から強風で折れていました。さらに奥に立ち入ると、少なくとも5か所で倒木、土砂崩れなどが発生し、歩行ができない状態でした。
9月9日山崎小裏の台峯入口付近で撮影

Bヘクソカズラ(屁糞カズラ)
2016年の9月に紹介しましたが、それとは別の場所で発見。散策路から顔をのぞかせる姿は愛らしく、ホームページに載せてくれと言われたような気がしたのせました。8月31日谷戸の池につながる散策路入り口付近で撮影 
 
Cイヌビワ(犬枇杷)
クワ科イチジク属、花期は4月~5月
枇杷の様な固い種子はない
触感も味も、小型イチジクと言える。一日中ほとんど陽のささない水路脇で9月3日撮影


Dヤマハギの花
秋になると市内の寺院ではミヤギノハギが多く見られます。
枝先が地面につくほどタワワな花をつけます。
それに比べ、ヤマハギはしっそで地味です。9月3日谷戸の池手前の散策路で撮影

Eシラヤマギク
高く立ち上がる多年草の草本。高さは1メートルから1.5メートルに達する。
全国で見られるが台峯ではここでしか見られない。9月7日谷戸の池に通じる散策路で撮影
2019年8月の台峯 

@ヤブミョウガ
この夏はヤブミョウガが台峯の湿地帯におおくみられます。
葉がミョウガの葉に似ていることからこの名前がついたようですが、白色の花が咲いた後はみどりの丸い実は紫色に熟します。8月3日谷戸の池散策路で撮影、望月眞樹
 
Aアキノタムラ草(秋の田村草)
森林の境界部、明るい草原、あるいは道端にも見られ、日本産のこの種のものとしては最も人里に出る。
高さ20〜50センチ、葉は対生。8月3日谷戸の池散策路付近で撮影

Bクサギ
6月から始まった「白い花」のオオトリはクサギです。8月上旬より咲き始め開花は午前中から午後のはじめまでです。臭木というだけあり、葉っぱなどをつまんだり、傷つけたりするとかなり独特の臭気がします。
8月4日谷戸の池に至る湿地帯で撮影
 
C夏空
この夏は熱中症やら、台風が一度に3個も本土付近に近づいており、夏空も、異変を起こしているかと思い出掛けましたが、そこにあるのは、いつもの夏空と入道雲でした。北鎌倉女子学園から丹沢方面の空を望む。8月7日撮影

Dヨウシュヤマブドウ(有毒植物)
高さは2メートル前後に達する。茎は無毛で赤く、根は太く長い。
葉は大きく秋になると紅葉する。黒く熟する中汁は染料として使われる。8月7日谷戸の池側面の傾斜地で撮影。
 

E蝶の乱舞
夏も本番となると、クヌギなどの汁を求めて、昆虫が集まる。
カナブンやカブトムシのようながまとまる時もあればヒカゲチョウ、サトキマダラヒカゲなど薄茶色のチョウが集まる時もある。樹液を獲得するにも彼らなりのルールがあるようだ。
8月7日老人の畑のクヌギの木で撮影 
2019年7月の台峯 
 
@台峯のホタル
ホタル観察会は6月8日に予定していましたが雨天で中止。
所が夕方より天候が回復したため、少人数での観察となる。
源氏ホタル130頭程がまっ暗闇の台峯を飛び回っていました。
6月8日いつも仲間と「山の手入れ」に参加くださる桐山さん撮影 清水ヶ淵付近で
 
A孟宗竹の新芽
昨年秋、伐採した孟宗竹林に新芽がニョキニョキ発芽(1日で120センチも伸びる)散策路に近い新芽20本ほどを1時間ほどで伐採。10メートル近くに伸びた新芽も実はまだ柔らかく省エネ労力で伐採できます。6月28日オギハラ向かいの散策路付近で望月眞樹撮影

B台峯のヤマユリ
ヤマユリはご存じのとおり球根ですから毎年同じ場所で開花するはずです。所が厳しい自然環境がそれを、なかなか許してくれません。今年のように日が当らないと数日で萎れてしまいます。6月28日オギハラに面した水路の土手で撮影望月 

C谷戸の池、土砂止めフェンス
基金からの指摘で検討の上、追加工事されていた土砂止めフェンス完成しました。
工事の完成により谷戸の池上部から大雨などによる土砂の流入が防止できるものと期待します。6月27日、谷戸の池上部10メートルほどの地点で撮影望月
 

Dジャバラ管敷設
谷戸の池上部からの水は24時間絶えることなく谷戸の池に流れ込んでいます。
従来3本あった水路のうち2本をまとめジャバラ管を敷設し、水路からの土砂の洗掘を防止しようとする試み。効果は未知数です。
7月3日谷戸の池上部で撮影望月 

Eハンゲショウ開花
台峯でのハンゲショウの生息地も環境の変化で移動を余儀なくされているようです。
昨年の、谷戸の池堤防工事が影響しているものと思われます。
谷戸の池から上部の散策路からは見えない場所で撮影7月3日望月 
2019年6月の台峯 

@ミズキの木
この時期、台峯は週替わりで白い花が登場します。
そこで今月は「白い花に覆われる台峯」特集です
ミズキは大木で枝を広げた樹形はどこから見ても目立ちます。
「白い花」のトップバッターにふさわしいでしょう。
5月5日谷戸の池、下部の散策路で撮影者望月眞樹
 
Aハコネウツギ
名前は箱根ですが箱根にはほとんど見られません。
ウツギの花はこの時期、台峯では一般的に見られますがハコネウツギは花が白から薄いピンクに変化し上品な雰囲気を醸し出します。5月27日畑跡地のを囲む高台で撮影
 
Bイボタの木
樹高は2メートル程で枝は余り分岐しない。
撮影したイボタの木は周りに大きな木がはびこり、日の光にも恵まれず悪条件の中で生き延びていたが、昨年秋の台風で大木が折れ、環境が好転した事で、たくさんの花をつけた。
花は、きんもくせいに似た芳香ある筒状。5月20日ヒューム管傍の散策路で撮影
 
Cエゴの木
散策路に散った花が散り始めて初めて気がつく。
果実を口に入れると喉を刺激し「えぐい」が由来。
白い花は下向きに咲き、芳香あり。5月20日ホトトギス育成中の湿地帯で撮影
 
Dヤブデマリその1
台峯では唯一このこの場所にだけ自生している。
台峯を歩く会(毎月第3日曜日9時に北鎌倉公会堂に集まり、参加者と一緒に台峯の自然を観察する)のメンバーと一緒に花の至近距離まで接近し説明を聞く
 
Eヤブデマリその2
藪手毬と書き、額アジサイに似ているが、白色の5枚の花弁が特徴。但しそのうちの1枚が極端に小さいのが特徴ですがわかりますか?5月19日湿地帯で撮影
2019年5月の台峯 

@台峯のタヌキ
目撃情報は時々耳にしますが実物を見たのは初めてです。
先月の写真をアップした翌日でした。
被写体から30メートル程離れたところから取りました。
カラダは、冬から春に抜けかわる時期なのか、それとも疥癬という皮膚病か判りませんが、御覧のとおりで野性を証明しているようでした。4月13日オギハラで撮影望月眞樹 

Aタヌキのつがい
5分ほど観察し続けていると、オギをかき分けもう1匹登場です。親子か、夫婦かは判りません何かを盛んにあさっていました。参考までにホンドタヌキはネコ目イヌ科タヌキ属の日本産亜種です。(面白いですね)4月13日撮影 

Bウラシマ草( 別名ヘビ草)
鎌倉ではどこの山でもふつうにみられました。
葉は通常1枚で成株では小葉を鳥の足状につける花の姿が釣り糸をたれている浦島太郎に似ていることに由来している。
4月18日谷戸の池に下る散策路で撮影 

C五葉アケビの花
読んで字のごとく葉っぱが5枚ついています。
淡いピンクに濃いグラジュレーションが美しいです。
前月紹介した、三つ葉アケビの花と比較してください。4月23日撮影 

Dムサシアブミ
昨年も紹介しましたが形・姿はウラシマ草に似ていますが、はるかに大柄です。
今年も元気な姿を見せてくれます。畑跡地に下る散策路で撮影4月28日
 
Eキンランの花
昨年に比べ大ぶりの花が咲き始めました。
ギンランは5月上旬でしょうか?4月28日撮影
いずれも絶滅危惧種です
2019年4月の台峯 

@ヤマアカガエルの卵
産卵後しばらくしてから見つけたもので、数日後には塊が溶けてバラバラになりました。3月11日山崎小上の水路で撮影 望月眞樹 
 
Aヒキガエルの卵
基金で作った池に産卵しました。今年は駄目かと思っていましたが雨の翌日出掛けてみると、付近の枝に、野鳥が数羽、産卵の様子を見つめていました。
3月12日谷戸の池下部の湿地で撮影(目を凝らしてみてください)

Bキブシの花(木五倍子)
和名は染料の原料である五倍子(フシ)の代用として使ったことによる。日本の固有種でどこでも見られる。花は葉が出る前に淡黄色の総状花序につける。3月27日散策路で撮影
 

Cヤマザクラ
花も見事ですが花をつけた幹ののびのびした姿が印象的です。
木の高さは10メートル以上ありこの時期を除くと見逃されがちです。3月27日老人の畑、手前の散策路で撮影

Dアケビの花
三つ葉アケビ
2017年に紹介したものとは別の場所で見つけました。
アケビの花は控えめで、注意しないと見逃してしまいます。
4月5日オギハラ脇の散策路で撮影 

E台峯谷戸の春
ヤマザクラ、オオシマザクラそしてそれらを包むような新緑等によって演出された台峯の春です。4月5日 台峯の谷戸の風景4月5日撮影
 2019年3月の台峯

@ふきのとう
3月5日畑跡地で撮影 望月眞樹
台峯は谷戸が入り組んでおり、水田跡や畑跡地なども多かった関係からか、ふきのとうは、まだ冬のたたずまいの山中でひときわ目立ちます。 
 
Aヒメウズ
3月9日老人の畑傍の草地で撮影
キンポウゲ科に属する多年草
繊細な草本で花も小さく目立たないけど、清楚な感じがします。和名のウズは鳥頭(トリカブト)のことあり、花は下を向いて咲く。
 
Bオオシマザクラ開花宣言
3月9日梶原配水地横で撮影
昨年は3月12日に開花した大島桜を紹介いたしました。
台峯のというより鎌倉のソメイヨシノを中心とした桜はまだ固いつぼみのままです。
そんな中で、「そろそろ」ではとカメラ片手に出掛け、見つけた時の喜びは格別です。 「ようこそいらいしゃいましたと声をかけたくなる気分です。

Cウグイスカグラ
3月10日「谷戸の池」下の湿地帯そば散策路で撮影
早春の山の中、寒さと春の強風にもめげず、ピンク色の可愛い花をつけます。
鶯神楽と書き、神楽はウグイス隠れが変化したといわれています。 

Dオニシバリ
3月10日山崎小に下る散策路脇で撮影
沈丁花科の落葉低木で園芸種の沈丁花の野生版のようです。
匂いはほとんどしません。
強靭な樹皮で作る縄は鬼さえも縛るところからつけられたとのことです。
 
Eヒメオドリコソウ
3月10日山崎小傍の散策路で撮影
オドリコソウ、ホトケノザと同じシソ科で見間違う。
ヒメオドリコソウは外来種で繁殖力が強い。
台峯への進入を防ぐため、見つけたら抜き取ってください。
少し気の毒ですが在来種を守るためです。
2019年2月の台峯 
 
@雪の丹沢山塊 
2月1日北鎌倉女子学園グランド近くで 撮影者:望月眞樹
新年に入っても雪の少ない関東南部ですが久しぶりに雪化粧した丹沢山塊が雄大な姿を見せてくれました。
 
Aタイワンリス
2月2日早朝、台峯ピークわきの草ハラで 撮影:望月
今冬はタイワンリスの声や姿を多く見かけます。
この日は早朝で木の下にも数匹のリスが小走りに駆けまわっていました。自然への影響が気になります。数年前は台峯でも樹木の樹皮が食い荒らされ問題になっていました。
 
Bセリ
2月2日谷戸の池の湿地で  撮影:望月
この湿地帯は年間を通し近くの湧水が豊かな提供してくれているところです。
台峯全体が冬のたたずまいの中で霜と格闘している中で、新緑を提供し春が近いことを教えてくれます。
 
C土手の崩落
2月2日谷戸の池上部で撮影 :望月
「谷戸の池」の堤体工事はほぼ完了しましたが、上流から流入する水路の対策が未完成です。
そのため降雨の後は雨水が大量に周りの土砂を巻き込んで、谷戸の池に流れ込みます。
現在公園課と協議中です。写真上部に白い水門が見られます。
 
Dカンアオイの花
2月2日  撮影望月
昨年2月に初めて紹介しました。
昨年と同じ場所に元気に花を咲かせていました。
散策路からは離れた場所で4株ほど見られます。
花は、枯れ葉に包まれ外からは見つけることはできません。
地味に超がつくぐらいの地味さ加減です。
撮影の後は落ち葉わかぶせ目立たぬようにして、その場を後にしましたが盗掘されるのではと心配です。
 
E台峯の新雪
2月10日台峯老人の畑」そばで撮影
昨日の初雪、鎌倉地方は「空振り」と思っていましたが午後から短時間雪が降りました。
鎌倉の中でも、北鎌倉は旧市内より2度ぐらいは低めです。雪の量も多少多かったかもしれません。
早朝台峯に出かけ、枯れ葉に積もる初雪を撮ってみました。
2019年1月の台峯 

@管理棟建設中
谷戸の池の工事がほぼ終了し、梶原口に管理棟を建設中です。
駐車スペースなども備え管理する人々の活動の拠点になる模様です。
1月8日 梶原入口で望月眞樹撮影


Aコナラやブナなど落葉樹が葉をすべて落とし、幹や枝が奇妙な造形美を醸し出し、冬の澄み切った空に映えています。
1月8日畑跡地に下る散策路で撮影

B谷戸の池前面氷結
今年になって例年に無く温かい日が続いています。この日は薄い氷ですが池全体が氷結しました。
1月10日谷戸の池で撮影


CD今冬は霜もおりません。
前日小雨が降り、カラカラな地表に水分が供給されました。
寒さは0度プラスマイナス1度ほどで無風に近かったため、霜が降りても不思議ではない状態と判断。早朝出かけてみました。十分とは言えませんが期待通り「霜は降り」ていました。



D
Cに同じ

 

E千両の実
正月のお花として園芸種で栽培されているので有名です。台峯の湿地帯で見つけました。
小鳥の餌にされぬよう、上部は葉っぱで隠し、目立たないように、然し「これぞ本物」といった雰囲気で赤い実をつけていました。
 
 写真提供 望月眞樹さん