2016年12月の台峯
   
①北鎌倉を覆う霧
北鎌倉は北東を六国見山南東を台峯緑地に囲まれ、地名も「山ノ内」と山に囲まれています。
11月20日前日の雨が夜には晴れた関係で早朝雨戸をあけると、近所に火事でも?と思うくらい一面の霧でした。
早速台峯に入り撮影した二枚です。右は六国見山の下の部分が霧におおわれた北鎌倉駅周辺です。11月20日老人の畑で撮影
②北鎌倉を覆う霧 
同左
   
③ツタウルシの紅葉
葉の様子からも漆らしくないため、触れてひどい目に会うことがあるそうです。
嫌われ者ですが、季節を感じさせる最上の景観を提供してくれます。
11月20日「谷戸の池」西側で撮影 
④マユミの実
落葉低木ニシキギ科
マユミの実は淡紅色に熟すと四つ割れ仮種皮に包まれた黒い種が現れる。
12月4日尾根筋北側で撮影 
   
⑤コナラの紅葉
台峯を代表する紅葉の樹木。
今年も見事に紅葉の雄姿を見せてくれました。
この姿は5日間の期間限定です。
12月3日谷戸に入る入口付近で撮影 
⑥老人の畑から見た六国見山とそれにつながる山々です。
黄色や茶色を中心とした地味な色が鎌倉らしいですね。
12月3日老人の畑より撮影
 2016年11月の台峯
   
ホトトギス
 おなじみになりましたね、ホトトギスの花です。今年は例年にも増してきれいに咲きました。
10月16日谷戸の池上部湿地帯の土手で撮影
 同じホトトギスが花を落とすとそのあとに緑色の角の形のようなものが控えています。
中には種がぎっしり詰まって、おり角が茶色くなる頃、種を取り出し、よく年発芽するまで自宅で大事に育てます。11月3日撮影
   
ニホンアカガエル先月にも登場しましたが、愛くるしい顔を見てもらおうと再度登場願いました。
この姿で数分間動こうともせず水面に顔をのぞかせていました。
最近は水田周辺のコンクリートによる整備で生息地の分断で数が急激に減っています。
10月16日谷戸の池下流で撮影
 
2014年10月の台風9号で側壁が崩壊した姿は当時紹介いたしました。
今回、同じ個所がまた崩落し、防止用の土嚢などが流されました。すぐわきを散策路が通っているため心配です。11月4日撮影 
   
 晩秋の野にススキの姿はお似合いですね。11月12日散策路で撮影 イヌタデの花
日本全国で見られます
6月から11月と開花期も長いのが特徴です。
「イヌタデ」の名は食べられない蓼という意味のようです。
日当たりのよい所にかたまって咲く姿は紹介しないと怒られそうです。
11月12日老人の畑脇で撮影
 2016年10月の台峯
   
①梶原給水池横からの道を少し歩くと、右側の土手に四季折々の花が道行く人を迎えてくれます。
六国見山を背景にコスモスがお似合いです。
10月6日望月撮影 
②キブシの実
木五信子の花は3月から5月、葉が伸びる前に淡黄色の花で
花の少ない時期なのでとても目立ちます。
この時期になると可愛い実をつけます。10月2日谷戸の池手前湿原で撮影 
   
 ③毎年木の祠に巣を作る日本ミツバチが今年も毎日せっせと花の蜜を運んでいました。
入口が見えないほどたむろしています。8月13日撮影
④日本ミツバチの天敵スズメバチの来襲です。
わずか数時間で日本ミツバチを全滅させ、自分の子供の餌にしてしまうようです。
撮影した時は1匹だけが残り舌舐めずりをしているみたいでした。
来春、ミツバチが戻ってくれるとよいのですが。10月6日散策路脇で撮影 
   
⑤ミソソバの群生とツリフネソウ
湿地一面にミソソバが咲き乱れツリフネソウの赤が目立ちます。
10月2日谷戸の池北の湿原で撮影 
⑥ミソソバの群生でハンノキの主(谷戸三郎)もたじたじ。
10月4日谷戸の池北の湿原で撮影 
 
⑦ニホンアカガエル
10月15日、水量調査時に発見して写したものです。
写真提供本田隆史さん

 2016年9月の台峯 
   
 ①ツルニンジン
キキョウ科の慢性多年草で森林に生育します。
根は高麗ニンジンと同じ効果があるといわれています。
台峯ではここ数年見られず心配していました。
花の大きさは5センチぐらいで雨が降ると溶けてしまう感じです。
谷戸の池南東側散策路わきで撮影8月25日
 ②ヘクソカズラ
(屁糞カズラ)と書きます。名の由来は草全体が嫌なにおいを放つことによるそうですがもう少し配慮があってもよいのではないでしょうか?
別名灸花(ヤトイバナ)と言い花の中心部の形がお灸の後に似ているツル性の植物で万葉の時代にも「クソカズラ」の名で詠まれていました。山崎小に下る散策路山側で撮影8月23日
   
③ゴイシシジミ(シジミチョウ科)
日本の全種の中で唯一幼虫が肉食性。
ササなどにつくササコナフキツノアブラムシのみを食用にする。
羽の裏が純白の地に黒い碁石を並べたように見えることから命名。大きさは1.5~2センチで普通歩いていてもまず気がつかない。 
④ゴイシシジミ 
葉の大きさから実物の大きさを想像ください。
③、④とも荻ハラ横散策路山側で撮影9月12日 
   
 ⑤ヤマブドウ
葉は10~20センチほどの大きさに互生し、これから秋の深まりとともに紅葉する。
日本では近年ワイン原料としても注目されている。
果実は雌株のみで雄株は花粉提供のみで果実は球形で秋に熟し黒褐色になる。荻原内湿地で撮影9月12日
 ⑥シロバナサクラダテ
昨年も10月に紹介していますが今年は開花が早いようです。
清楚で純白に近い花は小ぶりでここで紹介しないと失礼かと思い紹介させていただきました。9月12日清水ヶ淵上部の湿地で撮影9月12日撮影
   
⑦ガンクビソウ(キク科)
下向きにつく頭花がキセルの雁首に似ていることによる。9月24日 
⑧カラムシ(イラクサ科)
茎(
(から))を蒸して皮を剥ぎ、繊維を取ることによる。この繊維は丈夫なので、越後上布をはじめ、昔から上質の繊維が作られている。葉裏が白い。9月24日
 
   
⑨ツリフネソウ(ツリフネソウ科) 
以前は、ホウセンカ科と呼ばれていた。9月24日
⑩シラヤマギク
湿性の低い場所からやや乾燥した場所に自生する多年草。草丈1m近くになる。上部で花茎を分け、初秋から秋の初めまで、茎頂で花柄を分けて径3cm前後の白色のキク型の花を皿型(散房状)につけるが、花弁(舌状花)の数が他の仲間よりもはるかに少なく、花弁と花弁の間に明らかな隙間がある。そのせいか、どこか粗野な印象がある。9月24日 

 
   
⑪コガネグモ 9月24日 ⑫シロバナミゾソバ(タデ科) 花の拡大図9月24日
   
⑬ミゾソバ(タデ科) 花の拡大図9月24日 ⑭シロバナサクラダテ(花の拡大図) 9月24日
   
⑮ヒメジュウジナガカメムシの幼虫
クズの葉に沢山くっついていた。9月17日 
⑯クズ(マメ科)の花 9月17日
   
⑰ナンテンハギ(マメ科)  9月17日 ⑱キクイモ(キク科) 9月24日 
2016年8月の台峯 
   
 ①シロオニタケ 8月7日 北鎌倉女子学園横尾根筋で撮影
モニタリングの途中午前8時過ぎ頃、散策路に忽然と登場。
周りとの違和感にびっくり。直径15センチほどで今朝早く誕生したみたいです。
カサの表面角錐形のとがったイボが付いています。御覧の通り真っ白です。
 ②自然薯(ジネンジョ)8月7日「谷戸の池」横の散策路で撮影
山芋の別名 
小学生のころ近所の中学生(家が大工で山芋用ノミを持っている)について秋になると 「いも掘り」ゆき、穴を深く掘り、「いも掘り」を習いました。前年に掘った穴に片足を突っ込み往生しました。
   
 ③谷戸の池の蓮8月12日「谷戸の池」で撮影
④2014年8月17日に撮影。2013年に初めて「谷戸の池」は突然蓮の花で池一面がおおわれました。
今年は池の中央に蓮の葉はわずかですが散見できます。花は見られません。
テレビでもどこかの池で花が咲かないことがニュースになっていました。なぜだか分りませんが「谷戸の池」は周囲の山からの土砂で水深が浅くなたからかも。
 ④2014年8月17日に撮影
2013年に初めて「谷戸の池」は突然蓮の花で池一面がおおわれました。
   
⑤ツルボ 8月12日 老人の畑横の散策路で撮影
葉の間から20センチ~30センチの花茎をたて総状花序をつける。
彼岸花と同様,救荒植物として中国より入ってきたようです。 
 ⑥クサギ(クマツズラ科)8月12日散策路で撮影
6月より始まった低木の白い花の最後にクサギが咲きます。
葉はこするとくさいのですが、木の下に行った時、花からのほのかな甘い匂いは香水でも一級品でしょう。
   
 ⑦ヒメキンミズヒキ(バラ科)
北海道~九州の山地の谷沿いなどに生える。高さ40~80cm。
8月26日撮影
⑧オオシロカネクモ
本種は河川や渓流の周辺に生息しており、水辺のない場所にはいない。
シロカネグモ属の仲間は水平に網を張り、中央は空間がある。
水辺に背を向けて止まっていることが多く、通常は腹側しか見ることができない。
本種を含むシロカネグモの仲間は刺激を与えると腹部の黒い模様が太く変化する。
山道で通路を塞ぐ 網を払っていたら、逃げて木の葉に止ったところを写す。8月9日撮影
   
⑨イノコズチ(ヒユ科)
この果実が体にくっつく。 8月26日撮影 
 ⑩ヌスビトハギ (マメ科)
果実の形を忍び足で歩く盗人の足の形に見立てたというが異説もある。8月26日撮影
 2016年7月の台峯
   
①クワの実
中国では健康維持に欠かせない食材と親しまれ、不眠や白髪、抜け毛の予防に用いられるようです。
6月台峯の梅雨空には真っ赤な赤が輝いてみえます。6月20日谷戸の池わきの散策路で撮影。
②カヤネズミの巣
26年11月にも紹介しました。
今回も同じ湿地で見かけました。
小さい体で(体重は500円硬貨ほど)頑張っている姿は想像しただけでもうれしいですね。
次回はカヤネズミそのものを紹介できればと思います6月20日湿地で撮影。
   
 ③ハンゲショウ
この時期、はやはり(ハンゲショウ)でしょう。
日本では生育に適した土地が年々減少し、絶滅が懸念されているようです。
そういえば中央公園のハンゲショウが先日 NHKで紹介されていました。7月6日谷戸の池付近で撮影。
 ④ねむの木
本州、沖縄、中国大陸まで分布する落葉性の木で高沢10メートルほどになる。
夜になると左右の葉がピタリと合わさって、垂れさがりその様書きが眠っているように見える。
山崎小脇の散策路付近7月6日撮影。
   
 ⑤台峯の小川その5
谷戸の池上部付近でほぼ源流7月6日撮影。
 ⑥台峯の小川その6
台風1号の影響で水量が多くなった小川当日は雨も強く、傘をさしながらの撮影でした。
谷戸の池から流れ落ちる小川は滝のようです。7月8日谷戸の池付近で撮影。
   
 ⑦ホタル観察会
6月12日と6月25日の2回恒例のホタル観察会が行われました。この写真は6月25日、観察が終わった後の写真です。久保理事の先導で暗くなった山道を約1時間ほど歩きました。真っ暗闇の中にポツンポツンと明滅するホタルの光は幻想的でした。ゲンジボタル20~30頭、ヘイケボタル40頭ほどを観察しました。

 ⑧ホタル観察会
真っ暗闇の中を歩きました。
   
 ⑨ホタル観察会
ホタルに向けて夢中でシャッターを押したら、偶然に1枚写っていました。

 ⑩ミズヒキ(タデ科)水引。花序を上から見ると赤く、下からは白く見えることによる。7月12日撮影。
   
 ⑪白色のミズヒキ拡大。7月12日撮影  ⑫ダイコンソウ(バラ科)
根生葉がダイコンの葉に似ていることによる。7月12日撮影

   
⑬ウマノミツバ(セリ科)
若葉がミツバにそっくりなのがウマノミツバで、毒はないがまずくて食べられない。馬に食わせる程度ということから、馬の三葉とつけられた。ウマノミツバの花は白色。両性花と雄花があり、両性花では子房にかぎ状刺毛が密生する。雄花は子房がないため小さく目立たない。台峯にはこの花が沢山あり、これまで名前が分からなかった。
7月12日撮影。

 ⑭ヤブジラミ(セリ科)
やぶに生え、刺毛のある果実が衣類にくっつくのをシラミにたとえたもの。7月12日撮影。
   
 ⑮ヤブミョウガ7月12日撮影。

⑯オニドコロ(ヤマノイモ科)鬼野老 雌雄異株 円内の花の拡大は雄花。7月25日撮影。 
   
⑰ヤブラン(ユリ科) 7月25日撮影 ⑱ベニバナボロギク(キク科)アフリカ原産の1年草 7月25日撮影
   
 ⑲ミズタマソウ(アカバナ科)
白い毛が密生した果実が露にぬれた様子を水玉に見立てたもの。
7月25日撮影
⑳ヤブマオ(イラクサ科) 薮芋麻 7月25日撮影
2016年6月の台峯 
   
①ガマズミ
5月下旬から6月上旬の台峯は木々につける白い花が一斉に開花します。そのような中で見落とされがちですが、近くで見ると立派な花も多くありガマズミもそんな一つと言えるでしょう。
落葉低木で木葉は対生、果実は焼酎につけ果実酒としても。
5月15日山ノ内配水池から台峯への散策路で望月撮影 
 ②ユキノシタ
白い花を雪にたとえ、その下に緑の葉を表現したものだろう。
湿った岩上に生え全体に長毛。
子供の頃、鎌倉の雪ノ下という場所に住んでおり「ユキノシタが多く生えている場所」と思っていたが見つからなかった記憶がある、親近感があります。
6月1日「谷戸の池」東側で撮影
   
③台峯から流れる小川その4
普段の水量は柔らかい粘土質の土壌を切りこんだ細い水路を流れています。
雨が降れば瞬く間に数十センチの水深となります。
6月11日散策路を横断するヒューム管水路よりさらに下った所。 
④カルガモの休憩
梅雨を迎えた「谷戸の池カルガモの夫婦が日中の休憩中です。
6月11日谷戸の池で撮影 
   
⑤オニシバリ
3月にオニシバリの花を紹介しました。
実はルビーのような色でまだ成熟前です。
夏に一時落葉することから「ナツボウズ」とも呼ばれています。
6月11日谷戸の池上部で撮影 
⑥アジサイ
6月の北鎌倉はアジサイです。
台峯にアジサイはほとんど見られません。
ただし台峯に入る山道の一つに北鎌倉女子学園わきを通る
ルートがあります。北鎌倉と女子学園がマッチして素敵です。
6月11日北鎌倉女子学園通学路で撮影
   
⑦オオバジャノヒゲ
ユリ科ジャノヒゲ属。ジャノヒゲかオオバジャノヒゲかどちらか分かりません。6月11日 
⑧ハエドクソウ 
キツネノマゴ科ハエドクソウ属
大変小さな花ですが、拡大して写すと結構綺麗な花です。台峯では沢山見られます。根の搾り汁に紙を浸してハエ取紙としたのでこの名がある。6月11日
 
⑨ホタルブクロ
キキョウ科ホタルブクロ属
6月16日 
⑩ヒメヒオウギズイセン(モントブテティア)
南アフリカ原産のアヤメ科の多年草。ヒオウギズイセンとヒメイトショウブの雑種とされる。6月11日山ノ内配水池付近で。
   
⑪ネジバナ (ラン科ネジバナ属)
6月25日撮影
⑫ムラサキニガナ(キク科アキノノゲシ属)
 6月29日撮影
 2016年5月の台峯
   
 ①「谷戸の池」にびっしり浮かぶ山桜、オオシマザクラの花びら。先月紹介するはずでした。4月12日谷戸の池で撮影  ②山ツツジ
低山地の疎林内、日当たりのよい尾根筋に生育する。
日本の野生ツツジの代表種、分布領域も広い。
4月26日谷戸の池東側で撮影
   
 ③桐の花高さ10メートルほどで初夏に円錐花序に淡い紫色の筒状の花をつける。
種子は風で撒布され発芽率が高い。
4月30日山崎小畑の上部で撮影
 ④5月の台峯は新緑におおわれる。
新緑の葉は心地よい匂いを発散させる。
その中にヤマフジの紫色が存在感を示す。
5月1日老人の畑付近で撮影
   
 カワトンボ(羽の色透明)
山崎小から入って、ヒューム管の橋の付近で。DNA解析でようやく2型でおちついたカワトンボ。ニホンカワトンボとアサヒナカワトンボに分けられたそうです。外見上では違いが分からないそうです。4月30日撮影
カワトンボ(羽の色橙) 
山崎小から入って、ヒューム管の橋の付近で。カワトンボは渓流に住むそうで、台峯の川も渓流ということでしょう。4月30日撮影
   
 ヤマサナエ 5月12日撮影 野の花を撮りに行ったのですが、この時期は台峯には草の花はほとんど無く、幸運にもヤマサナエがちょっと離れたところに止ってくれました。正面からではないのが残念ですが、あまり近づくと逃げられるので、この位置で我慢。
 シオカラトンボ 5月12日撮影
 
クロイトトンボ
台峯で野草を撮ろうとして行ったのですが、5月中旬頃は野草の花はほとんどみられませんでした。その代わりトンボが目に付きました。
このイトトンボは、種類がよく分かりませんが、全体に黒っぽかったので、クロイトトンボとしておきます。5月12日撮影
 
シモツケ
シモツケとシモツケソウの2つの同じような花の名前がありますが、上の写真は木なので、シモツケだそうです。5月22日通称老人の畑にて撮影。
 2016年4月の台峯
   
①北鎌倉女子学園中学1年の生徒50人ほどと自然観察です。
基金のメンバーが案内役です。
学校の裏庭が台峯というロケーション、素晴らしい環境ですね。
3月15日撮影 
②桜の切り株
先月枯れた桜を掲載しました。その桜を安全のため切り倒しました。そしてその場に細かく裁断し、土に戻るまで寝かせます。
自然の循環です。3月29日老人の畑手前で撮影 
   
 ③山桜が満開です。3月29日撮影 ④山桜は背が高くすくすくと育ち、枝ぶりが見事です。4月6日撮影 
   
 ⑤台峯は大島桜、山桜が咲き誇ります。4月6日グランド横から撮影 ⑥満開の山桜の花です、花と葉が一緒に競い合います。4月6日撮影 
   
⑦ヤマネコノメソウ 4月9日撮影  ⑧ツルカノコソウ 台峯の至る所に今を盛りと咲いていました。最初はセリの仲間かと思いました。4月9日撮影
   
⑨キランソウ この花は属名がAjugaと言い、園芸種ではアジュガとして売られています。4月9日撮影  ⑩カラスノエンドウ 4月9日撮影
   
ヤブニンジン
葉がニンジンの葉に似ていて、やぶに生えることによる。別名は果実が細長く、ヤブジラミのように刺があることによる。このように図鑑に書いてあります。私は初めてみました。4月16日撮影
 
 ウラシマソウ
長い付属体を浦島太郎の釣り糸に見立てた。4月16日撮影
 2016年3月の台峯
   
 ①ヤマアカガエルの産卵
2月の「山の手入れ」でカエルの産卵用「水たまり」を数か所作りました。驚いたことに翌日ちゃっかりと「水たまり」にヤマアカガエルが産卵したのです。新しい命の誕生です 。2月20日谷戸の池下の湿地帯で撮影。
 ②桜の開花
3月11日冷たい雨の中、例年この地域では一番早く咲くヤマザクラ。今年もつぼみを開き始めました 。梶原配水地横で撮影。
   
③大島桜の枯れ木
2年ほど前から木に勢いが無くなったと思っていたら瞬く間に枯れ始め、昨年は開花もしませんでした。倒れる危険性もあるため切り倒すことになります。毎年散策路を通る人たちに感動を与えてくれてありがとうございました。3月11日老人の畑手前の散策路で撮影。 
 ④オニシバリ
この時期、野山に目立つことなく咲く花です。沈丁花科 。樹脂が強く鬼でも縛れることから付いた名前です。夏には真っ赤な果実をつけます。
 2016年2月の台峯
   
里山に遊ぶ子供たち
老人の畑の裏で近くの保育園の子供たちでしょうか。
冬は落葉樹や草が枯れ広場となり冬の日差しが差し込みます。
1月26日老人の畑裏で撮影
台峯内の枯れ木調査
市役所の職員と共同で、立ち枯れて危険性の高い樹木の現地調査です。優先度の高い樹木から業者に伐採を依頼します。
   
台峯を流れる小川その3
先月から始めた小川の姿を紹介しています。
今回はコンクリートヒューム管を流れる姿です。
台峯にはいかにも似合わないもので直径1メートルぐらい長さも2メートル弱です。
なぜこんな場所にと思いますが「谷戸の池」がため池として使われていた時の産物かな等と勝手に想像してしまいます。
開園時までには取り壊される予定です。
清水ヶ渕下流で2月5日撮影
谷戸の池に映る木々
今年の谷戸の池はほとんど氷結せず水面に朝日を浴びた池の周りの木々が映し出されています。
谷戸の池で2月7日撮影
 2016年1月の台峯
   
サネカズラ(実葛)
関東以西、西日本から中国南部まで照葉樹林に見られる。
艶のある鮮やかな色合いはお正月の表紙にぴったりですね。
別名ビナンカズラ(美男葛)
12月1日U字溝水路の東部で撮影
ハンノキの勇姿
台峯には2か所ほどハンノキ林があります。
その中でバランスのとれた雄姿が目立つハンノキです
まるで湿地帯に人が侵入するのを威圧しているようです。
1月3日谷戸に池北側湿地で撮影
   
台峯の小川その1
新年度では実施計画の一部工事が開始される予定です。
そのことにより「小川」も影響を受けそうです。
工事前の姿を紹介していきます。
台峯の小川は普段はゆったりと流れます。
ほとんど流れを止めているような所もあります。
そこに12月下旬まで紅葉していた「山楓」の葉が浮かんでいます。
1月5日谷戸の池株の湿地帯の山側水路で撮影
台峯の小川その2
谷戸の池からあふれた水は最初幅15センチ程の水路を下ります。
両岸は柔らかい岩を削られて出来たもので水の勢いは元気です。
1月9日谷戸の池出口付近で撮影

写真提供 望月眞樹さん 島田哲夫